2005年07月26日

もったいない 日本のごはん


皆さん、昨日は何を召し上がりましたか?

豊かな国、日本。何を食べようか日々迷う程いろいろな食事が食べられます。

近年、日本人の生活様式が急激に多様化して、消費者の意識も大きく変わってきました。

生産・流通段階では過度に鮮度を保つために沢山の食品が廃棄され、また、消費段階では大量の食べ残しが発生し、多くの食品にかかる資源が浪費されています。

浪費・・・という点だけでなく、食料の多くを輸入農産物に依存している我が国が大量の食品を廃棄しているということは、それ自体が深刻な問題でもあります。

みんな初めから「捨てよう。残そう。」と思っている訳でもありませんよね。「なんとなく、仕方なく」残ってしまったもの・・・それがこの量。だからコワイ。見直さなくては・・・・・

そこで、<3つのポイント>
1.無駄の発生、そのたのものをへらすこと
2.再生利用(飼料・肥料など)
3.生ゴミは、水分をとって減量すること

なるほどなるほど、私たちもできそうなことが沢山ありそうです。
2. は、難しそうですが、一般家庭で生ゴミを堆肥にかえる機械も増えてきました。
また、購入する場合には、行政から補助金が出ることも多い様です(市区町村によって対応内容がかわりますが)。

食材をキッチリ使い切ることは、我が家の倹約だけでなく、みんなの暮らしをサポートすることにも繋がっているんですね。

いのうえ農園では、丹波篠山という限られた生産量の中で商品を使っておりますので、ご注文頂きながら、売り切れでご迷惑をおかけしていることも・・・。

“余って廃棄”ということはほとんどありませんが、せっかくの黒豆を無駄にしないよう、これからも工夫して頑張りたいと思います。

  

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2005年05月12日

大豆の色、いろいろ(Part2)


昨日に引き続き、大豆の種類について。

【青】
最近では、お豆腐や納豆などにも使われ、良く見られるようになってきました。
色味も薄いものから濃いものまで様々、きれいな緑色。
乾物売り場で、「ひたし豆」という名前で売られていることもあります。
綺麗な色や、甘さなどの特徴から、きな粉・お菓子用に多く使われています。

→ → → 明日は【黒】をご紹介・・・

  
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2005年04月27日

食にまつわる【マメ】知識・・・「知られざる乾物の栄養パワー!」


デパートの地下のお惣菜店では、ひじきや切干大根のサラダなどは
いつも人気ランキング上位なのだとか。

日なたの香りのする食材は世代をこえてみんな大好き。
さて皆さん、ご自宅に乾物はありますか?

乾物は「保存食」というその性質上、買った後に買ったこと自体
忘れられてしまう運命を辿る…そんなことも少なくありません。

カラカラに乾いているひじきや、わかめ、切干大根を眺めていると、
「なんだか面倒…」と気が遠くなりがち。
でも、そのパワーと使いやすさを知れば、早速今日のおかずに使いたくなりますよ。


●栄養パワー●

乾物は、日光の力により、生野菜の状態では少ない栄養素が飛躍的に増える場合がほとんど。
また、乾燥することで旨みもギュッと濃縮されて、大変味わい深いものになります。

素材によりますが、乾物になると増える栄養素は、
ビタミン・カルシウム・鉄などのミネラル、それから食物繊維もぐんと増えます。

体を気づかうお料理はサッパリしがちで…という時にも、乾物パワーは強い味方。
深い味わいで気持ちもお腹も大満足ですよ。

  
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2005年04月22日

食にまつわる【マメ】知識・・・「遺伝子組換食品」


例えば、お豆腐を買おうとした時に、パックに印刷してある字を目にします。

『遺伝子組換大豆は使用しておりません』。

皆さんはどのくらいご存知ですか?
遺伝子組換食品とは一体何なのでしょうか。

例えば乾燥地や塩被害の多い土地など、悪環境下でも元気に育つ農作物を作り出したり、アレルギー物質を取り除いた食品を作ったり、栄養価を高めたり…と、日夜研究が進められています。

このような食品を新しくつくり出すためには、他の生物の遺伝子を取り出し新たに組み込む技術が必要です。このような研究のものにできた食品のことを「遺伝子組換食品」といいます。

手を加えずに自然なのが一番だなぁ、という考えももっともなのですが、世界規模の食糧難対策であったり…と、研究背景には大きな課題があるのも事業として国に認められながら研究が進んでいます。

現在、安全な遺伝子組換食品として国が認めているものは、
・大豆・とうもろこし・ばれいしょ・なたね・綿実・てんさい
…の6農作物と、その加工食品です。

店頭では、「安全性よし!」と認められた製品についての確認ができるよう、平成13年4月1日から、厚生労働省管轄にて表示制度がスタートしています。
安全だとはいえ、生産者には消費者に原料を知らせる義務がありますので、消費者にわかりやすいように「遺伝子組換食品使用」と表示するように定められています。
また、冒頭のお豆腐の例のように「不使用」の場合には、任意で表示することになっています。

当園の黒大豆は、昔から何ひとつかわらぬままのものですので、遺伝子組換食品ではありません。

  
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2005年03月28日

『食品表示』ご覧になってますか?


e047b011.gif皆さんは、スーパーマーケットなどで食品を買う時に、パッケージに書いてある食品表示をご覧になりますか?
例えば当農園の人気商品「黒豆絞り」についている食品表示はんな感じ(左イラスト参照)。この商品のように、見た目から中身の判断がつきやすいものはあまり困りませんが、近年、日本では食のバリエーションが増え、パッと見ただけでは何で出来ているのかわからない輸入食品や新しいタイプの食品が急増。と同時に、食品の安全性に対する関心や健康志向が高まり、「もっと中身をちゃんと知りたいわ」というニーズが増えてきました。また一方で、その思いを裏切る偽装事件の多発も・・・。

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Posted by keisukekuromame at 18:27Comments(0)TrackBack(0)